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青島海雲庵で元宵節の縁日元宵団子、ダイコン餅やアメ玉大道芸人も

 

2月16日、新年最初の祝日である元宵節(小正月、今年は2月22日)を祝って、青島の海雲庵で2016年ダイコン餅・元宵団子・糖球(串刺しアメ玉)が有名な縁日(糖球会)がにぎやかに開催された。全国から集まった30の無形文化財が順番に披露された。ダイコン餅、元宵団子、糖球のほかにも、全国各地の食べ物が一堂に会し、デビューした。大道芸人たちがさまざまな離れ業を繰り出し、市民や行楽客の目を楽しませた。

千客万来の縁日 (写真・傅学軍) 

 

糖球、ダイコン餅の屋台には長い列 

今年の糖球会にはダイコン餅、元宵団子、糖球、スナック菓子、韓国商品、おすすめ商品、双方向レジャー体験の7つのコーナーに、500軒余の屋台が出ていた。中でも「老舗」の高家ごま糖球の屋台は格別繁盛していた。昔ながらのごま糖球とその場で作る「雪里紅」と呼ばれるアメ玉は特に大受けだった。「屋台の裏の作業場には80人余が忙しく働き、全部で7軒の屋台を出し、20種類以上の糖球を製造しています」と責任者の高士湘氏は嬉しそうに語っていた。

 糖球のほかに、安くておいしいダイコン餅も縁日の売れ筋商品だった。嘉禾路と宣化路が交差する四つ角には規模が最大のダイコン餅の屋台があり、縁日の常連の8人の農民が濰坊から海雲庵に運び込んだ14トンのダイコンを販売した。縁日にやって来るお客さんは引きも切らず、休む間もないほどだった。

 会場で最もにぎわっていたのは嘉禾路沿いの約300メートルを占めていた中華美食街だった。長沙の臭豆腐(チョウドウフ)、武漢の三鮮豆皮(さんせんとうひ)と熱乾麵(ねつかんめん)、蚵仔煎(オアチェン)、慶豊包子の肉まん、香油果子など各地のおいしい食べ物が勢ぞろいし、街中が人であふれ、ゆっくり前へ進むしかなかった。

「八卦なべ」にピーナツ油150キロ 今年、最も野心的な料理と言えば「八卦なべ」に違いない。「中国台湾臭豆腐」の屋台にしつらえられた直径2.5メートルで外形が八卦に似ている巨大ななべ。一度に150キロのピーナツ油を注ぎ込むことができ、一日に500キロの臭豆腐を揚げることができる。王料理長は江蘇省の出身で、彼の説明によると、彼らは長年各地を回っているが、青島の縁日は初めてで「これまでの小さななべで揚げた臭豆腐と違って、大なべだと、こんがりキツネ色に揚がり、食感は比べ物にならない」そうだ。

 

 「ア―ン」―「おじいちゃん、糖球おいしいよ」(写真・傅学軍)

 

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