王毅外交部長:G20首脳会議、3つの観点から進展を目指す

 

第12期全国人民代表大会第4回会議プレスセンターは3月8日10時、メディアセンター(梅地亜中心)多機能ホールで記者会見を開いた。中国外交部の王毅部長は、「中国の外交政策と対外関係」に関する、国内外の記者からの質問に回答した。

王部長は杭州G20首脳会議の質問に対して、「習近平国家主席は世界に対して、中国の会議開催の全体的な考えについて説明している。我々は各種協議を全面的に推進すると同時に、3つの新たな観点から首脳会議の進展を目指す。1つ目は革新による新たな原動力の発掘、2つ目は改革による新たな活力の注入、3つ目は発展による新たな未来の開拓だ」と述べた。

我々は初めて革新による成長を重大な議題とした。新たな産業革命やデジタル経済などを契機とし、世界経済の革新による成長の新たな青写真を描きたい。我々は改革、特に構造改革の重要性を強調し、主要経済体が新たなコンセンサスを形成し、力を合わせ世界経済を力強い回復の道に戻すよう促している。我々は発展の問題をマクロ政策の調整の重要な位置に据え、G20加盟国が国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の行動計画を率先して制定・実行し、世界の包括的な共同発展をけん引するよう促している。今回の首脳会議が、自信を強める会議、コンセンサスを形成する会議、方針を指し示す会議になることを信じている。G20を杭州から再出発させ、世界経済を中国から再出発させようではないか。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年3月8日

 

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