ボアオ・アジア・フォーラム2016年年次総会は16年3月22～25日に海南省のリゾート地・博鰲（ボアオ）で開催される。海南省政府は15日、ボアオで準備動員大会を開き、準備作業を全面的に布陣。海南省の劉賜貴・省長は会議で、力を合わせて万全な準備を整え、年次総会に最良のサービスを提供するよう求めた。また、年次総会は海南省にとって、影響力や評価を向上させる契機になると強調した。

劉省長は、「ボアオ・アジア・フォーラム年次総会は中国が主催者として迎える16年初の外交の場であり、16年の首脳外交のスタートでもある。国内外からの注目を浴びている。今年はフォーラム開設15周年の節目で、年次総会のイベントは例年よりさらに多い。各関連機関や企業は本年次総会が持つ特別な意義を充分に認識したうえ、責任感と使命感を高め、中央政府の指示に従い、年次総会に最良のサービスを提供する。また、年次総会は海南省が自己アピールする場にもなる。ハイレベルで特色と成果のある年次総会を目指そう」と強調した。

劉省長はまた、「年次総会のサービス・保障について、わが省は早い段階から準備に取り掛かっている。世界一流レベルのメディアセンター、保安センターなどを建設し、ある程度の成果を収めた。準備作業はいま大詰めを迎えている。ボアオ・アジア・フォーラムは海南省が自己アピールする絶好な場だ。海南の声、海南の発展、海南の目標を年次総会に融合させ、フォーラム開設15周年の宣伝を強化し、海南省の影響力と評価を高めよう」と指示した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年2月23日