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エコパーク9号線で行われている散水実験 |
このほど、青島中独エコパークに初の「スポンジ道路」―エコパーク9号線が完成した。この道路は10項目の「スポンジシティー」技術を採用し、山東省内初のOGFC(開粒度アスファルト混合物層)の市道であり、同時に、「スポンジシティー」の技術を総合的に最も多く応用した道路でもある。
エコパーク9号線道路は全長241㍍。一般の道路に比べて、OGFC路面の空隙率は20%高く、さらに速く水を吸収し、また路面の抗滑走性を高め、水煙を抑制し、ハイドロプレーニングを防止でき、またまぶしさも軽減できる。車道用OGFC路面は初期雨水を濾過でき、両側の歩道、自転車道は透水舗装を採用しており、雨水の浸透速度を上げることができる。この外、両側に沈下式生垣が設けられ、底部には浸透集水井戸と貯水ダイブロック等が設置され、道路の雨水は集めた後、貯蔵し、少しずつ浸透させることができる。
さらにOGFC路面の空隙率が高いので、道路には吸音効果もある。交通省の関連実験室のデータによると、車が時速100~120㌔で走行した際、この路面は騒音を3~5デシベル低下させることができる。(王凱)
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