青島市の昨年の全市の一般公共財政予算収入は1100億元（約1兆8700億円）に達し、10.3％伸びた。財政資金出動によって、全市経済の安定成長を達成できた。2016年、青島市レベルの企業の発展環境を積極的に最適化するために、50項目余に上る政策的な「大盤振舞」を実施し、企業の発展に対する信頼度を高めさせた。中央政策を積極的に実行し、①国家的な地下総合共同溝モデル都市に指定②スポンジ都市の実験都市に指定③マイクロ企業の起業・刷新基地のモデル都市に指定④国家海洋経済刷新モデル都市に指定⑤島嶼、海域保護資金支援―の5項目の「価値の高い」政策を打ち出し、3年間に総額35億元（約595億円）の中央財政特別補助金を獲得した。また、減税、経費削減を推進し、企業、社会に対して140億元（約2380億円）の減税を行った。さらに基金、官民提携のPPP、起債等を運用し、3000億元（約5兆1000億円）の社会資本を動員し、空港、地下鉄、高速鉄道、旧市街企業の移転等の青島の長期的な発展プロジェクトに取り組んだ。2016年、青島は財政力を民生の優先保障、改善に集中し、通年で973億元（約1兆6500億円）を民生向けに支出した。これは財政支出の72％を占める。（文・王瑜）

人民中国インターネット版　2017年1月17日