発展を物語る青島市前海の眺望

　青島市統計局がこのほど発表したデータによると、2016年の全市国内総生産（GDP）は1兆11億2900万元（約16兆円）で、成長率は7.9％増だった。これは青島市が上海、北京、広州、深圳、天津、重慶、蘇州、武漢、成都、杭州、南京に次いで12番目の「GDP1兆元クラブ」メンバー都市になったことを意味している。また同時に、昨年の全市一般公共予算収入は1100億元（約1兆7600億円）、10.3％増を達成し、山東省一の地位を保った。市内の黄島区、崂山区、即墨市、市北区、市南区のそれぞれの財政収入は100億元（約1600億円）を上回り、全省で財政収入が100億元を上回った6県市区の中の5つを占めた。

　過去5年の青島市の経済総量（地域GDP）の中で、2012年7302.11億元（約11兆6800億円）、2013年8006.6億元（約12兆8000億円）、2015年9300億元（約14兆9000億円）、2016年10011.29億元（約16兆円）で4回、大台を超えた。

　過去5年、青島市は発展のハイウエーを疾走し、GDPの年平均成長率は8.9％増で、経済規模は持続的に拡大してきた。中国全土で青島市のGDPは6省・直轄市・自治区のGDPを上回り、世界的に見ると、100カ国・地域のGDPを上回っている。（文・王瑜）

人民中国インターネット版　2017年2月7日