2016年「青島を感動させた」道徳模範表彰式（写真・刑志峰）

　危険に直面すると、身を挺して立ち向かい、困難に直面すると、勇敢に挑んだ……1月24日夜、こうした2016年「青島を感動させた」道徳模範表彰式が、青島テレビ局のスタジオで行われ、10人、2団体が「道徳模範」として表彰された。

　審査の結果、2016年の「青島を感動させた」道徳模範に選ばれたのは以下の通り。個人では、有人深海潜水のために有力な保障を提供した劉軍氏、新時代の「熱血赤いお姉さん（紅嫂＝抗日戦争当時、負傷した解放軍兵士に自分の母乳を飲ませて救った女性。バレーや映画になっている）」として称えられている定年退職した職工の韓珞氏、大衆に無料で畑管理を1000回以上講義した張学山氏、火の海に飛び込んで4歳の子供を救出した盧孝臣氏、医療に従事し63歳になっても初心を忘れていない張黙道氏、メディア事業の為に終生奮闘してきた馬洪文氏、青島初のソーシャルワーカー協会を創設した帰国博士の張守鑫氏、40年にわたって嫁ぎ先の3代の家族の面倒を見た崔立鳳氏、麻薬の売人と智恵と勇気で戦った警察の王京斌氏、優れた技術者の郭凱氏。団体では、小銭缶を使って都市マナーを奨励した青島公共交通機関の「小缶大愛」ボランティア団体と救急治療室で日常的に感動的な行動を取っている青島市婦人科・小児科病院救急治療室の「涙のボーナス」看護師グループが選ばれた。

　式典で、貴州省のネットユーザーによって、「青島のパパ」「青島の善人」として警察・張暁斌氏ら19人が「青島を感動させた」道徳模範ノミネート賞を受賞し、市ラジオ・テレビ局の「シルクロードの今を訪ねて」取材班も模範団体ノミネート賞を受賞した。（文・劉成龍）

人民中国インターネット版　2017年2月7日