青島西海岸新区にある埠頭と海洋エンジニアリング産業基地 （撮影・李偉）

  世界的に有名な海洋都市として、青島の海洋経済成長は再度新たなハードルを越え、産業の強度は継続的に増し、近年の最高点に達している。青島市統計局がこのほど発表したデータ（速報）によると、2016年に青島市が達成した海洋総生産値は2515億元（約4兆1500億円）で、全市の国内総生産（GDP）の25.1％を占め、GDPを3.5ポイント押し上げた。

　海洋経済の産業構造は絶えず向上している。2016年の以下の通り（速報）だった。海洋第1次産業は105億元（約1700億円）、前年同期比5.2％増。海洋第2次産業は1287億元（約2兆1000億円）、同17.5％増。海洋第3次産業は1123億元（約1兆8500億円）、同13.7％増。第1-3次産業の比率は2011年の7.5：42.7：49.8から2016年の4.2：51.2：44.6に変った。海洋第1次産業の比重は2011年比で3.3ポイント低下した。海洋漁業、海浜観光産業、海洋設備製造業、海洋交通運送業、海洋石油産業などの優位性産業と海洋バイオ医薬業、海洋金融サービス業、海水淡水化産業、海洋科学研究サービス業などの新興産業は、絶えず海洋経済を推進し、新たなハードルを越え、新たなレベルにリードしている。

人民中国インターネット版　2017年2月27日