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「政府活動報告」解読 青空防衛戦に打ち勝とう |
王芳=文
今年の政府活動報告において、環境保護の分野で注目すべきポイントは二つある。一つは「青空防衛戦に断固打ち勝つ」こと、もう一つはゴミ分別制度を推進することだ。 国務院発展研究センター資源・環境政策研究所の常紀文副所長は「この数年間の活動から見て、地域的な大気環境問題の原因はすでにつきとめることができた。昨年から、スモック対策の方向性は明確になり、目標もはっきりしている。昨年から見れば、スモック対策は明らかな効果を発揮し始めている」という。 昨年、中国のスモックの平均濃度は全体的に下降傾向を示している。環境保護部のデータによれば、昨年北京のPM2.5濃度は2015年より9.9%下降し、大気優良日数は2015年より3.1%増加している。 「今年私たちは信念を固め、根気強く、揺るぎなく相応する対策を継続的に推進するべきだ」。常副所長は記者に、総理が行った政府活動報告に記された目標は必ず実現されると信じると言った。 常副局長によれば、今回の政府活動報告の環境保護における第二のポイントはゴミの分別である。「都市と農村の一体化が進むにしたがって、ゴミは都市問題であるだけでなく、農村の問題にもなった。ゴミ分別の推進は、都市や農村の人々が環境にやさしく、省エネルギーなライフスタイルを形成するために有益だ」。また、ゴミの分類が水質汚染を解決する重要な措置であると同時に、エコ産業の大きな発展をけん引することを強調している。
(『中国報道』より)
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