全国政協委員、ベチューン国際平和医院副院長兼薬剤科主任の侯艶寧氏

昨年は1世帯につき子供2人までの出産を全面的に認める政策の実施初年度だったが、高齢出産数の増加などの要因により、先天的欠陥を持つ新生児数が上昇傾向にある。先天的欠陥や障がいの予防システムの確立・充実を加速し、厳格に「三級予防」戦略を実行に移し、最大限に先天的欠陥や障がいの発生率を減少させ、出生児全体の資質を高めなければならない。

全人代代表、新疆軽工業職業技術学院の副院長のグリヌール・マフメト氏（ウイグル族）　

　私は「政府活動報告」の中の民生改善、重点的貧困救済対策に関する内容に注目している。今年は1000万人の貧困人口の貧困脱却を実現しなければならないが、その中で非常に重要な方法の一つは教育で、もう一つは革新と起業を通じて就職を促進し、それにより貧困人口を貧困から脱却させて富をつくる道へと導くことだ。これらはいずれも実務的で効果的な方法だと思う。私は一人の教育従事者として、党中央の教育による貧困脱却政策を着実に実施すべきだと考える。また、環境保護について、「政府活動報告」は監督にさらに大いに力を入れ、24時間の環境保護に対する監督を実現しなければならないことを提起し、全国民の参加を呼び掛けている。これは大きなプロジェクトになるだろうし、社会全体の環境保護意識の向上とわが国の環境保護のレベルアップに有利だと思う。

全人代代表、雲南文化産業投資持株グループ有限責任公司労働組合副主席の楊勁松氏（ナーシー＜納西＞族）　

　昨年の総括と今年の目標を含む「政府活動報告」に出された各項目のデータからは、現在、中国の改革と発展に対する意識と行動力が共に強まりつつあることが見て取れる。