権威ある解説、中国民法総則草案の八大制度革新

■革新7:資産が支払に足りない場合、民事責任を優先的に負う

民法総則草案は民法上の権利について拡充的規定を定めた。第1に個人情報の保護について具体的規定を設けた。第2にデーター、サイバーバーチャル財産の保護について原則的規定を設け、こうした権利の保護に制度的発展の余地を残した。第3に平等保護制度を確立した。第4に民事責任優先の原則を確立した。

■革新8:自己意思の緊急救助は免責に

民法総則草案は「自己意思緊急救助免責」制度を新設した。自己意思で緊急救助活動を行い、相手を害した場合、救助人は民事責任を負わないというものだ。正義感から人助けをし、自己意思で救助をするといった有益な行為に対する法的保護だ。(編集NA)

「人民網日本語版」2017年3月10日


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