貿易の「安定から好転へ」目標実現に自信

鐘山商務部長は11日、北京で、「今年の対外貿易の情勢には不確定、不安定な要素が多いものの、中国は年内における対外貿易の『安定維持から好転へ』という目標達成に自信があり、また、達成させる決意もある」と話しました。

中国の輸出入総額はこの1月から2月までの2か月間に、20%の伸びを示しました。このような傾向は今後も継続していくかということについて、鐘商務部長は「サプライサイドから力を入れ、イノベーション駆動を堅持し、構造調整という根本かつ長期的な方策をしっかりと実施する。対外貿易での新しい優位性を作り出して、数から質へと向上を目指し、中国の貿易大国としての地位を固めて、貿易強国に向けたプロセスを速めていく」と述べました。

鐘商務部長はまた、中国の対外投資は「冷え込むことはない」と強調したうえで、知的財産権の保護、政府調達、登録資本の払い込みにおいて、国内企業も外資企業も平等な扱いであることを訴えました。(Yan、星)

 

中国国際放送局日本語部より

 

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