李総理:世界経済の成長、中国は依然として重要な力

 

3月15日午前10時、第12期全国人民代表大会第5回会議の閉幕後、中国国務院の李克強総理は人民大会堂の金色ホールで記者会見を行い、内外記者の質問に答えた。

李克強総理は中央人民広播電台の記者から、「中国の2017年の経済成長目標が6.5%前後に引き下げられたが、これは世界経済に悪影響を及ぼすか」という質問を受けた際に、次のように回答した。

我々は今年の経済成長率を「6.5%前後」に設定した。私は当時海外メディアが、中国が緩やかに成長率を下方修正したと報じるのを目にした。実際には6.5%というペースは遅くなく、容易なことではない。

私は中国の少林寺で外国の来賓と、武僧による演技を見たことがある。数歳の小さな武僧は一気に十数回バク転しても疲れなかったが、十数年練習してきた青年武僧ならば3−5回できれば大したものだ。これは主に、体が大きくなったからだ。

今年の中国の経済成長目標が実現できれば、その増加分は非常に大きいものとなる。中国の経済規模は74兆元を超えており、11兆ドル以上に達しているからだ。しかも1100万人以上の雇用を創出できる。これは経済の法則に合致しており、また質と効果の向上に集中できる。世界経済成長への寄与度は低くない。中国は依然として、世界経済の回復の原動力が乏しいなか、世界の成長を促す重要な力だ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月15日

 

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