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青島双星が韓国クムホタイヤを買収

 

  青島双星集団の韓国クムホ(錦湖)タイヤに対する買収が遂に落着した!4月24日、青島企業双星は韓国クムホタイヤ債権者の権利不行使通知を受理した。これは、クムホタイヤの優先購買権者が優先購買権を放棄し、双星がクムホタイヤの最終購買者になったことを意味している。この企業合併・買収(M&A)の受け渡しが成功すると、中国化工集団がイタリアのピレリタイヤを買収して以来、第2の国際的なタイヤ企業のM&Aとなる。

 専門家は次のように認識している。双星のクムホタイヤ買収は、中韓企業間の正常な商行為であり、国際ルールを順守していると同時に、よいタイミングを選んで実行され、双星タイヤの発展に寄与するにとどまらず、中国タイヤの世界市場における地位と影響力を向上させる。

 双星側によると、クムホタイヤが株式の対外売却を発表し、正式に受け渡し手順を通知するまで、すでに1年余経過している。「現在最も切実なのは、クムホタイヤの健全、迅速な発展に全力を挙げ、最大限に、株主、従業員、企業―特に中国市場のユーザー、サプライヤーと提携パートナー―の利益を図ることである」

 クムホタイヤは57年の歴史があり、韓国第2のタイヤ企業であり、韓国、中国、アメリカとヨーロッパに5大研究開発センターを擁し、また韓国、中国、アメリカ、ベトナムで8つの工場を運営し、かつて世界10大タイヤ企業の一つに数えられ、韓国唯一の戦闘機タイヤ生産企業でもある。

 双星はクムホタイヤ買収後、早急に錦湖中国タイヤの生産・経営活動を正常化するという。クムホの中国市場は同社の世界市場の中で最も問題が深刻な市場の一つであり、双星は中国タイヤ市場における自社の地位、優位性と影響力を十分に発揮し、企業のモデル転換、人工智能(AI)面の経験を生かし、クムホタイヤを中国市場にハイエンドブランドとしてデビューさせるために尽力する。そのうち、クムホタイヤのSUVタイヤ、新エネルギー車タイヤ、スノータイヤ、レースカータイヤなどの優位性製品に対して、早急に大規模な市場進出を図る。クムホ韓国工場では、現地ユーザーの需要を満足させる生産を継続させる。また、双星はヨーロッパ、中央アフリカなどの市場に対して、早急に関連計画を策定し、既存の製造能力を十分に発揮させることを基礎に、新しい製造拠点の建設を検討する方針である。 (文・林剛)

 

人民中国インターネット版 2017年5月8日

 
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