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青島サクランボが中国中を「オンライン飛行」

 

サクランボの収穫に忙しい雲山鎮の農民。栽培総面積は1.5万ムー(約1000ヘクタール)で、紅灯、黄蜜、美早などの優良品種30余種があり、年間生産量は2500万キロに達する

 「現在、サクランボ(大桜桃)収穫のピークで、センターは1日1万ユニット余の注文に応じられ、1ケース5斤(2.5キロ)で計算すると、毎日、センターが出荷するサクランボは5~6万斤(25トン~30トン)になります。毎日、早朝5時から夜9時まで忙しいですよ」。このほど、青島平度市雲山鎮のサクランボ卸売市場近くの順豊エクスプレス(宅配)コールドチェーンロジスティクス出荷センターで、衣啓軍センター長は従業員と一緒にサクランボの仕分け、包装作業をしながら、記者に語った。

 サクランボの仲介時間を短縮するため、順豊エクスプレスは5月中旬に雲山鎮にコールドチェーンロジスティクス物流・仕分けセンターを設立した。衣氏の紹介によると、5月中旬から6月中旬にかけた約1カ月の出荷のピーク時期の間に、同センターは30万ユニットのサクランボを出荷でき、各ユニットの宅配料金は、配達先によって異なるが、定価は30元(約500円)から60元(約1000円)の間で、センターに入る宅配料金は1000万元(約1億7000万円)に近い。

 平度市は、今年、アリババ農村淘宝(タオバオ)、京東市級オペレーションセンター、郵政三方物流を主体として、順豊などの物流公司とともに、農村eコマースを促進する現代物流配送システムを構築し、200社余のeコマースを通して雲山サクランボを販売し、農民の収入を9.5億元(約162億円)増やし、1ムー(15分の1ヘクタール)平均2.4万元(約41万円)近い増収を図るそうだ。(文・周偉)

 

人民中国インターネット版 2017年6月14日

 

 

 
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