青島のシャングリラホテルで行われた「アジアメディアサミット2017」の開会式（写真・周光輝）

  中国とアジア太平洋地区各国、シルクロード沿線国のメディア界の交流・協力をさらに推進し、平和・協力、開放・包摂、相互参考、互恵ウインウインのシルクロード・スピリットを高揚させるために、6月6、7日両日、アジア太平洋放送開発研究所（AIBD）の主催、中国国家新聞出版ラジオ映画テレビ総局と青島市政府の共同執行による「アジアメディアサミット2017（AMS2017）」が青島で開催された。

  劉延東中国共産党中央政治局委員・国務院副総理が開会式に出席して祝辞を述べ、メディアの責任の強化、メディアの協力を促進し、国連の「持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」を実現し、人類運命共同体を構築するためにさらに多くの「プラスエネルギー」を注入しようと、強調した。

  今期サミットは「メディア新時代、全世界の共同発展」をテーマとして、48カ国、7国際機関から450人余の代表が参加した。出席した代表らは現代のメディアがいかに試練に向き合うかについて共同で討論し、より良く世界的発展の目標に貢献し、異なる文明間の交流と相互参考を促進した。同時にメディアと持続可能な発展などの議題について「青島宣言」を討議し、採択した。また、サミット期間中に「AMS2017メディア展」を開き、国内外メディア機関の映画テレビ番組制作、技術設備生産などの面で広く協力、交流を推進した。

  今回のAMS2017開催は中国とアジア地区各国、シルクロード沿線国政府部門、メディア機関間の戦略的対話を推進し、国内外メディアの思想・観念上の交流、融合を増進し、中国と世界各国メディアが共同で立ち向かっている試練、相互信頼の醸成、発展追求、協力拡大という時代の要請にぴったり符合していた。 （文・賈峰）

人民中国インターネット版　2017年6月26日