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青島製の時速160キロ都市間機動列車が浙江省で営業運転を開始

 

 営業運転を始めた青島製都市間機動列車

「都市圏のスピード使者」が線路を走り始めた!6月9日、浙江省寧波-余姚都市間鉄道が開通し、中車青島四方機関車車両株式有限公司が自主開発した我が国の初の時速160キロ都市間機動列車が営業運転を開始した。

 寧波-余姚の都市間列車は中車青島四方株式公司が都市間鉄道のためにオーダーメードで製造したCRH6F型都市間機動列車を採用している。これは我が国初の時速160キロの都市間機動列車で、高速機動列車と地下鉄車両の両者の優位性を兼ね備えて、発車・停車が速やか、乗降が速やか、乗り心地の快適さなどの長所を備え、特に都市間鉄道のバスのような運営にふさわしく、「鉄道バス」、「都市圏のスピード使者」の誉れが高い。

 列車は8両編成を採用して、510席設けられ、1列4席、乗客定員1470人、定員超過乗客数は2000人近く、現在、国内旅客輸送量最大の機動列車だそうだ。一般的な高速機動列車と比べて、CRH6Fは加減速能力に優れ、地下鉄のように速やかに発車し、速やかに停車することができ、駅間が短い地下鉄に適応している。先頭、最後尾車両が2対のドアであるのを除いて、それぞれ車両は3対の1.3メートル両開きドアが設けられ、満員状態の時でも乗下車が迅速に行われ、停車時間を減らすことができる。車両のエアコンは車内温度を26度に維持できる。それぞれの車両には液晶ディスプレーが設置され、車窓には日除けのカーテンが付けられ、各座席には全て乗客専用の電源コンセントがあり、設計はヒューマナイズされている。消費エネルギーの面では、一人当たり100キロの消費エネルギーは地下鉄に比べ20%前後低い。

 現在、中車青島四方株式公司はすでに時速200キロ、時速160キロ、時速140キロの3種類の速度の機動列車を開発し、異なる編成で、旅客インターフェイスがカスタマイズされた特別仕立の都市間機動列車シリーズ化製品であり、CRH6AとCRH6F都市間機動列車はすでに河南省の都市間、広州‐珠海都市間、寧波‐余姚、上海‐金山、長沙‐株洲‐湘潭都市間などの受注を獲得している。(文・林剛)

 

人民中国インターネット版 2017年6月30日

 

 

 
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