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青島紡績博物館が来月から試験公開

 

 青島紡績博物館内にある繊維科学技術館の完成予想図

 青島市北区四流南路80号の旧青島国綿第5工場跡に建設された青島紡績博物館の新館が今月末に完工し、来月から試験運営を開始する。この市北区政府の2017年重点プロジェクトには4000万元(約6億8000万円)が投じられた。国内初の4A級紡績テーマ動線設計型博物館として打ち出そうとしている。

 「青島は中国近現代紡織業の発祥地の一つで、上海、天津と鼎立しており、全国の同業者から『上青天』の美名で呼ばれるが、上海、天津の紡績博物館がシーンを『作っている』のとは違って、青島紡績博物館は純粋にシーンを『展示』しています」と、青島博物館の責任者・相雲秋氏はパーク全体が斬新な動線設計によって19カ所の遺跡と9つのパビリオンとを直列につなぎ、「1歩1景、10歩1館」の設計配置を実現したと説明した。パーク内をゆっくり歩くと、1934年に建設された給水塔、米国STAR社が1933年に生産したウエットアラームバルブ、インデント作業場、井戸などオリジナルの青島紡績史の証人を至る所で見られ、周辺の市街地、建物と一体となり、一つの自然な紡織旧跡博物館となっている。(文・余瑞新)

 

人民中国インターネット版 2017年6月30日

 

 

 
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