「海外アカデミー会員青島ツアー」の開会式

  7月13日、「海外アカデミー会員青島ツアー」のイベントが青島シャングリラホテルで行なわれた。今回は「『一帯一路』―科学技術創新と国際協力」をテーマとして、欧米帰国学者同窓会（中国海外研修学者懇親会）と青島市政府が主催した。22カ国から100人余のアカデミー会員と政府、大学、科学研究機関、企業、金融・投資機関代表ら合わせて300人余がこのイベントに参加した。

  青島市の孟凡利市長は開会式で次のように挨拶した。青島は中国沿海の重要な中心都市で、生気に満ち、活気にあふれている。現在、青島はまさに創新・創業政策を実施中であり、ハイエンド人材招聘プラットフォームを構築し、創新人材を結集し、創新環境を整備し、創新資源が豊かな創新型国際都市の建設に取り組んでいる。今回のイベント主催をきっかけとして、専門家各位との交流を深め、全面的に協力し、多くの国内外のハイレベル人材が青島の創新発展と実践に身を投じることを心から歓迎すると同時に、発展のチャンスを享受して、力を合わせて素晴らしい未来を創造したい。

  開会式で、一部の海外アカデミー会員が青島国際アカデミーポートへの加入契約に調印した。ドイツ、フランス、オーストラリアなどの4人のアカデミー会員が基調講演を行った。またイベントに平行して、インターネット・情報、バイオメディカル、新材料、ハイエンド装置の4つの文科会フォーラムが開設された。

  青島市李滄区に位置する青島国際アカデミー会員ポートは今回のイベントの強力な推進役だった。創設から1年で、すでに累計36人のアカデミー会員が加入し、そのうちの外国籍アカデミー会員は14人。今回のイベント中に、また新たに31人のアカデミー会員が加入契約に調印した。今後2、3年以内に100人のアカデミー会員を招聘し、国内外で名を知られる国際アカデミー会員エリアを構築する計画だ。 （文・劉成龍）

人民中国インターネット版　2017年8月7日