このほど、「青島市を国家レベル知的財産権に強い市として建設する実施計画」が発表された。計画によると、2020年までに青島市を国家級の知的財産権に強い都市として建設するという目標を達成する。

主な建設目標には以下の項目が含まれる。①市内に「企業の知的財産権管理規範」国家基準をクリアした企業を60社以上に増やすことを通じて、知的財産管理部門を設立した大規模工業企業を300社以上とする②知的財産権保護に関する社会満足度を80％以上に上昇させる③青島市の1万人当たりの有効発明特許保有件数を25件以上とし、特許協力条約（PCT）国際特許の平均出願数を年平均900件以上とし、有効登録商標件数を10万件以上とし、コンピューターソフトウェアとその他の著作物の著作権登録数を2万件以上に増やし、40種以上の植物新品種を導入、育成する④海洋科学技術、家電・電子、軌道交通、化学工業・ゴムなどの分野で若干の国際競争力を備えた知的財産先進企業と産業クラスターを形成し、知的財産権取引額を10億元（約170億円）以上とする⑤専門の知的財産権支援サービス企業を150社以上育成する⑥知的財産権専門企業とともに、知的財産権管理人材を1万2000人以上育成し、知的財産サービス業人材を3000人以上、知的財産権の先進的な専門家人材を30人以上育成する。

今年6月、中国国家知的財産権局は、青島市を全国初の知的財産権に強い都市に建設する要請を承認した。（文・王娉）

人民中国インターネット版　2017年8月29日