習近平総書記は中国共産党第19回全国代表大会で報告を行い、各国の人々が心を一つにして、人類の運命共同体を構築し、長期的な平和・普遍的な安全・共同繁栄・開放・包摂・クリーンで美しい世界を建設することを呼びかけると共に、「中国共産党は一貫して人類により大きく、新たな貢献をしていくことを自らの使命としている」と強調しました。

これを受けて、国際社会は、「中国共産党をリーダーとする中国は平和と発展の道を歩むことを堅持している。人類運命共同体の構築の促進を堅持することは、不安定要素が満ちた国際情勢に巨大な安定性をもたらし、人類が追求する美しい未来に強大でポジティブなエネルギーを注いだ。世界ガバナンス改革と建設に中国の知恵や『中国案』を提供している」と評価しています。

ロシアの与党・統一ロシア党総委員会のセルゲイ・ゼレズニャク副書記は、「中国共産党は、人類運命共同体の構築に力を入れ、『一帯一路』構想などを提唱し、各国間の経済貿易や人文、イノベーション、安全などの分野における交流を促してきた。中国は、世界と地域の平和の維持者であり、各国の真摯なパートナーでもある」と示しました。

また、シンガポールの新聞『聨合早報』は、「世界は中国共産党第19回党大会の報告から、中国の戦略的な意図がさらに分かってくるだろう。中国は、安定・平和・国際秩序を重視していることは明らかだ」と伝えています。

一方、日本の鳩山由紀夫元首相は、「『一帯一路』は『協議・共同設立・共有』を原則としている。これは、中国共産党の世界ガバナンスの理念を表している。『一帯一路』構想は、地域経済の発展を促進していくことに着眼し、発展によって地域経済を促し、また平和によって発展を保障していく」と自らの見解を述べました。

さらにインドネシアのアジアイノベーション研究センターのバムバン・スルヨノ主席は、「中国が提示した『周辺運命共同体』理念はますます多くの国から同意を得ている。『中国期待論』の声がさらに大きくなっており、『中国脅威論』はすでに居場所を失っている」と述べました。（藍、星）

中国国際放送局日本語部より