青島映画博物館で映画ポスターホールを見物する来館者。今年5月20日、同博物館は正式にオープンした（撮影・陸波）

国連教育科学文化機関（ユネスコ）創造都市ネットワーク（UCCN）は、10月31日、公報で、長沙、澳門（マカオ）、青島、武漢の中国4都市を世界創造都市ネットワークにリストアップし、創造精神が都市の持続可能な発展に大きな役割を果たしていることを評価する、と発表した。そのうち、青島は中国で初めての「映画の都」の称号を授与された。

公報によると、44カ国・地域から64都市が新規に創造都市ネットワークに選ばれ、中国の長沙、マカオ、青島と武漢はそれぞれデジタル技術、グルメ文化、映画芸術とデザインの分野の成果が評価された。

世界創造都市ネットワークは2004年にユネスコの提唱で発足し、民間芸術及び手工芸、デジタルアート、デザイン、映画芸術、グルメ文化、文学、音楽の7分野から、都市の創造能力を考察し、都市間の創造分野における成功体験の交流促進を主旨としている。現在、すでに72カ国・地域の180都市がリストアップされている。 （陳益宸）

人民中国インターネット版　2017年11月14日