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青島製「ホワイトカラーロボ」がNYに「就職」

 

 「住宅保険の取引中に、ロボットがいかに電子マップから洪水の位置を探し、ダウンロードするか」について、記者に説明する技術者(撮影・張淼淼)

夜のとばりが降りた後、米国・ニューヨークのあるオフィスビルの内部では、特別「従業員」がまだ残業中だった。アカウントとパスワードを入力し、ユーザーのイントラネットにログインし、当日のタスクを調べ、キーワードのチェックを通じて、再び各グレートネットにログインする。相関情報を探すとともに、一括してダウンロードして、最後に「ログ」形式にして、顧客の電子メールボックスに送る……これは青島企業が独自開発した全省初のサービスアウトソーシングロボットだ。

青島サービスアウトソーシング企業は主動的に技術的レベルアップをはかっている。今年年初、青島優創データ技術有限公司はサービスアウトソーシングを行うホワイトカラーロボの研究開発に成功し、業界発展を邪魔してきた人的資源というボトルネックを一挙に解決した。このロボットは低コスト、高速、高精度などのさまざまなメリットを備え、企業競争力を大いに高めた。

優創のこの発明は顧客の興味を引いた。今年6月、米国の保険代理店が優創と交流する中で偶然、このロボットに気が付き、このロボットに「金を出したい」と言った。ロボットのパーフォーマンスは彼らを失望させなかった。この代理店は次のようにフィードバックした。このロボットは「疲れを知らず、能率がよく、勤勉な小柄なホワイトカラーのようで、そのうえ、注意深く、ミスはきわめてわずかで、模範的な従業員に決して恥じない」

うまみを感じた優創は関連するロボットの研究開発を加速して、絶えずブレークスルーを実現した。従業員は別のタイプのいっそう複雑なロボット―保険評価ロボットを紹介した。ある家屋保険の交渉で、このロボットは電子地図で洪水の位置を捜索し、ダウンロードし、顧客の家屋と洪水の位置の距離を確認して、家屋の財産年限、顧客の違法記録などを照会し、これによって保険をかけるべきか否か、保険証券の具体的販売価格などを判断できる。「1人の『保険評価師助理』に相当する」

優創データ技術有限公司のマシュー・ブルーノ総経理(社長)はサービスアウトソーシングロボットのこのような技術的なブレークスルーによって、優創は現在、戦略的ソリューションを提供するハイエンド国際サービス貿易サプライヤーに転換しつつあると語った。(沈俊霖)

 

人民中国インターネット版 2017年12月1日

 

 
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