青島について   生活   芸術   観光   青島の味
 
青島に無人セルフスーパー登場

 青島北駅にお目見えした全国鉄道系統で初の「多彩eコマース」無人セルフスーパー(撮影・傅学軍)

レジ係はいない。顧客はスマホで、ドアを開けて店に入り、支払いを済ませて、店から外に出るという、買い物の全プロセスをこなせる。青島初の無人セルフスーパーマーケットがこのほど、青島北駅構内にお目見えした。これは中国の鉄道系統に誕生した最初の無人セルフスーパーだ。

その店は青島北駅2階待合室のロビー内にあり、外見は赤みがかったオレンジ色で、面積約40平方㍍、絶えず旅客が出入りし、スーパー入口には「多彩なeコマース」「無人セルフスーパー」と大きく書かれた看板が目を引く。しかし、普通のスーパーと違って、買い物客はスマホを持っていなければならず、二次元コードでスキャンして店に入る。この無人セルフスーパーは鉄道当局が打ち出したスマート駅プロジェクトの一環で、山東盈谷ネット科技株式有限公司と青島駅の協力によって生まれた。

馬雲(ジャックマー)が淘宝(ダオバオ)という「無人スーパー」を生み出した後、「無人スーパー」はネットのホットスポットになっている。「多彩eコマース」は鉄道ネットワークとインターネットの「ツインネット融合」であり、「ICタグ、高周波スキャン、モバイル決済」という3種の中核技術を採用している。自動化レベルは高く、全天候24時間無人営業ができ、公共、開放の場所で不特定多数の人々に対するサービスを提供する、全国の鉄道系統で初のスマートコンビニを実現した。また入店方式では、公式アカウントの実名登録か、モバイル端末Appで顔認証をスキャンしてもドアが開く。また店内の商品はインテリジェント感応識別で、商品ラベルを回収タンクに入れると自動的にドアが開く。支払いの決算方式はさまざまで、顧客は微信(ウイーチャット)、アリペイ、盈谷Appなどの3種の支払方式から選ぶことができ、迅速に決済することができる。 (周建亮)

 

人民中国インターネット版 2017年12月21日

 

 
人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850