私がこの訪中で一番思い出に残っているのは最後のバンド観光です。あそこから見る夜景の輝きが今回の訪中で築いた日中友好関係の煌めきを代弁しているかのようでした。旅の締めくくりとして、上海の光が織りなすコントラストに身を浮かばせることが出来満足しました。

今回の訪中で感じたことは「中国って楽しい！」という気持ちと「反省」でした。月並み過ぎて馬鹿かもしれませんが、純粋にそう思いました。同じ大陸の上にあるのに地平線を越えれば全くの別世界。北京、天津、南京、上海ときたわけですが4者4様の中国がそこにはありました。勿論中国文化、人々に深い感銘を受けましたが、そういった移ろいに心踊る自分がそこにいました。訪中に行く前と行った後と比較して中国への印象は大きく変わりました。訪中は初めてではないにしても中国をどこか遠い存在のように思っていました。しかし人民中国の皆さん、現地の学生との交流を通じていかに彼らが日本と密接な関係を築こうとしているのかがよく分かりました。私は心のドアのノック音をずっと無視していたのかもしれません。

南京で孫さんは、日本と中国を「引っ越し出来ない隣人」とたとえていらっしゃいました。私は無意識のうちに引っ越ししようとしていたのかもしれない、勿論中国はもとより大好きだがそれは上辺に過ぎなかったかもしれない。そう考えると反省の念が込み上げてきました。

今回の訪中で心から中国のことが好きになったし、もっと深く知りたいとも思うようになりました。周りを見渡せば中国に関わるチャンスはいくらでもあるので、積極的に活動し生涯を中国とともに歩んでいきたいと思います。最後に私に大事な事を教えて頂いた人民中国の方々、現地の学生と関係者の皆さんそして中国に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

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