青島「朗読者」のイベントに参加した若者たち

2017年、１万人を超える人びとが、青島で毎晩７時半から開かれる「朗読者」イベントに参加し、人々は本屋で並んで自分が好きな本の段落を大声で読み、他の人々と分かち合っている。例えば、国内の有名作家、文化学者が含めた100人余の「朗読リーダー」が初めて青島に集まって講義し、百余の読書推進活動が多くの青島市民に週末集合読書の習慣を植え付けた。

全市民読書サービスシステムが初めて構築され、一連の新型の読書空間とサービスパターンがその動きに合わせて登場したことに伴って、読書運動の波が青島に沸き起こっている。

2017年、青島市は中国で初めて都市が命名した読書研究院を創立し、また初めて正式に「青島全市民読書状況調査報告」を発表した。さらに、青島は「北方地区独自の特色を持つ読書文化中心都市を打ち出す」という目標を確立し、専門的、系統的に未来の青島全市民読書サービスの充実を重要な発展方向と定めた。

　青島初の読書推薦人育成計画も2017年から始まり、青島は3年間で1000人の「読書推薦人」を育成する「小目標」を確立した。さまざまな業界から集めた「読書推薦人」を「全市民読書推進基地」のメンバーとし、読書の「ナビゲーター」と「シェアラー」となって、市民の身近の「読書リーダー」の身分で、「小グループ」のボランティアの読書活動を組織し、共同で全市民読書運動に影響を与え、推進する。

この外、読書活動の内容を豊かにするキャリアーとして、新興の公共読書空間を絶えず広大し、多元的な局面で、ますます内容を豊かにしている。例えば、「インターネット＋読書」サービスパターンがますます推し広められ、絶えずサービスの時空距離の限界を打破して、図書と読者の距離を近づけている。（李魏）

人民中国インターネット版　2018年1月22日