『Vista看天下』最も思い切りお金を使う世代 負債青年

2018-02-02 14:33:36

 

 2017年12月8日

 目下、中国経済の最も明らかな特徴は、物を買うことがかつてないほど便利になっていることだ。企業が消費を促し、前倒しの消費を提唱する各種キャンペーンや宣伝の下、中国の消費モデルは一世代前の「お金を貯めて使う」から「お金を借りて使う」にすでに変化し、しかも若ければ若いほど思い切って消費する。従来の銀行の信用貸付部門はこのような社会に出たばかりあるいはまだ在学中の若者を重視していないが、需要があれば供給が生まれる。2015年末、審査条件が異常に低いインターネット信用貸付プラットホームが急激に全国に広がった。お金に困っている若者が身分証番号や学籍など簡単な情報を提示するだけで、すぐにお金を借りられるものだ。彼らは普通それほど多く借りないが、利子が異常に高いため、油断すると借金が増えてしまう。もし期限通りに返済できなければ、携帯電話のショートメッセージを大量に送ったり、嫌がらせ電話をかけたり、自宅まで借金取り立てに来たり、ひいては人身攻撃などの暴力手段まで次々と仕掛けてくる。16年4月から政府はいくつもの政策を打ち出して整備を進めた。しかし、政策は融資のプラットホームを抑制できるが、若者の購買衝動を消すことはできない。若者の消費を奨励しているのは融資のプラットホームではなく、そのような文化があるのだ。

 

 

 

 

 

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