『瞭望東方週刊』総合診療医の急速な養成

2018-07-31 16:16:40

2018531日発行

 中国で、総合診療医は新たな職種と呼ぶことができる。専門医の役割や求められていることと違い、総合診療医は初診や患者を各ランクの病院に分散することを担当する。一般的な病気に基本的な医療サービスを提供する以外に、彼らのもう一つ重要な任務は予防保健と慢性病管理などの基本的な医療サービスを提供することだ。住民たちの健康意識や能力の向上を通じて、できるだけ病気になる前に病気の芽を摘むことを目指す。2009年の新たな医療改革で、「分級診療モデル(疾病のレベルに応じてランクを分けて診療するモデル)」は改革の核心となり、基層部で働いている総合診療医も改革成功の鍵となった。従って、11年から今まで、政府は相次いで一連の政策を発表し、30年までに1万人当たりに5人の総合診療医がいるという発展目標を定め、総合診療医の養成を推進している。これに基づいて計算すると、中国では将来、少なくとも50万人の総合診療医を育成する必要がある。これも総合診療医の発展の最大の推進力となる。

 

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