『瞭望東方週刊』 都市に健康づくりの空間を

2019-12-19 11:19:57

 

 中国の大都市の大部分は建築物に占領され、住宅街の空き地も交通や緑化が優先され、市民の健康づくりのための空間は長年極めて限られたものだった。人々の日増しに高まる健康づくりのニーズと、都市の運動スペースの供給不足との矛盾は、早急な解決が求められていた。健康づくりのための公共の施設や場所の建設を強化することは、間違いなく、この問題を解決する根本のありかだが、計画が成熟した大部分の都市にとって、運動のための場所を新たに設けることは確かに困難だ。この問題の解決のため、多くの都市が新たな解決方法を積極的に模索し始めた。例えば、学校の体育館を休日に無料開放したり、屋上や地下室、高架下などに「空中サッカー場」「高架下バスケットコート」などの運動スペースを作ったりした。また、「インターネット+スポーツ」モデルを通じて「シェア運動場」を作って、市民がスマートフォンで運動場の設備や環境、現在の利用者数などの情報を知ることができるようにした。さらに、町中から参加者を募って試合ができるようにして、健康づくりの場所の利用効率が大いに向上した。20191017

関連文章