突然発生した感染症およびその他の重大な公衆衛生事件が起こった際に、最前線で対処する部門として、感染症科が設置された。しかし近年、感染症患者数が減っていたことにより、多くの病院は感染症科を廃止していた。武漢大学人民病院感染症科の龔作炯主任は、「武漢市の多くの市立病院では長い間、感染症科がなかったため、新型コロナウイルスの感染拡大初期段階に、多くの患者が感染症の専門機関である武漢市金銀潭病院に集中してしまった。その結果、同病院を圧迫した」と指摘した。2003年にSARSが終息した後、中国では感染症科を新設するブームを迎えた。しかしその17年後、主力となるはずだった感染症科は、今回の感染拡大により、人員、場所、設備の深刻な不足などといった問題が露見した。これについて、中華医学会感染症学分会の王貴強主任委員は、「国は感染症科の発展を再度重視し、感染症の診療や微生物病原体の検査、院内感染対策を合わせた広い意味での感染症科を構築しなければならない」と語った。
(2020年3月23日)
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