『瞭望東方週刊』 「新インフラ整備」が来た

2020-06-09 15:01:40

 

 「新インフラ整備」は新しい概念ではなく、すでに2018年末、中央経済活動会議で言及されている。新型コロナウイルスが感染拡大する中、新インフラ整備が危機対応、経済の再起動に大きな役割を果たしたことは、政府の「新インフラ整備」に関する配置の加速を推進した。国家発展・改革委員会は4月20日、「新インフラ整備」の範囲を初めて明確にした。主に情報インフラ、コンバージドインフラ、イノベーションインフラという三つの内容が含まれ、衛星インターネットが初めて「新インフラ整備」に明確に組み込まれた。また、北京市や河北省など13省・直轄市が投資総額約34兆元に上る2020年の新インフラ整備に関する重点プロジェクト投資計画を発表した。資源配置、需要創出、供給能力向上などで示された高い効率により、新インフラ整備は経済の質の高い発展を導く新しいエンジンになると信じられている。経済の新旧原動力の転換、経済成長の鈍化、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大という背景の下、新インフラ整備は中国の都市の情報化からスマート化への発展を後押しすることができる。2020年4月30日

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