『文明的両端』

2022-10-01 17:20:34

 

同書は人類文明の歴史を「前」と「後」の両端から眺めたものだ。「前の端」は人類がどのように文明に入ったかを検討し、「後の端」は、現在の人類社会が直面している危機と課題を分析している。文明の両端から出発してこそ、文明の過去と未来を真に理解できると著者は主張する。なぜなら、全ての事物の発展と特性は実はその両端に埋め込まれているからだ。両端とは、「低さの端から高さの端まで」「始まりの端から終わりの端まで」、ひいては、ある「極端」から」「もう一方の極端」までのことである。 

 

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