レオナルド•ダビンチ(1452~1519年)は欧州ルネサンス期の天才で、科学者、発明家、画家、生物学者の顔を持ち、「ルネサンス期の最も優れた代表」と呼ばれている。一方、春秋時代(紀元前770~前403年)の著名な工匠だった魯班(紀元前507~前444年)は中国大工の始祖と見なされており、2400年以上にわたって、彼の名前は中国古代労働者の知恵の象徴となっている。
同展は東洋と西洋の芸術と科学発展の歴史をテーマとして、レオナルド•ダビンチと魯班に「時空を超えた対話」をさせ、2500年間の東洋と西洋の芸術、建築、手工芸などの分野における発明を集めた。同展はレオナルド•ダビンチの手稿102点、復元した作品模型50点、また魯班と後世の芸術・科学技術からよりすぐった発明や創作品を科学技術エリア、模型エリア、手稿エリア、原作エリアなど九つのエリアに分けて展示している。また、マルチメディア技術、VR技術など先進的な技術を採用し、あらゆる角度から人類の知恵と文明の偉大な成果を展示している。このほか、レオナルド•ダビンチの絵画『美しき姫君』の中国初展示も同展の見どころの一つだ。
時間:開催中~8月28日 10:00~16:30
(『美しき姫君』の展示期間は8月5日まで)
場所:山水美術館(北京市朝陽区弘燕東路A22号)
料金:180元