タンカは1300年の歴史を持つチベット族の芸術体系である。鮮やかな色彩で神聖な仏教世界が表現され、チベット族の独特な民族性、宗教性、芸術性を色濃く示している。その顔料には天然の鉱石や宝石の粉末が使われるため、長い年月を経ても描かれた当時のままの色彩を伝えられるのが特徴だ。
同展ではチベット自治区、青海省および内蒙古自治区のタンカ優秀作品約40点のほか、タンカの画材や顔料が展示される。開催に伴い、初日(1月29日)と2日目(同30日)に開幕公演、タンカおよびチベット書道の実演制作等を開催。入場無料、イベントは要申し込み。詳細は中国文化センターのウェブサイト(https://www.ccctok.com/event/)を確認。
日時:1月29日~ 2月14日 (土日祝休み) 10:30 ~ 17:30(最終日は13時まで)
場所:中国文化センター(東京都港区虎ノ門3-5-1 37森ビル1F)
料金:入場無料