二十四節気(三)

2018-09-28 15:49:28

 中国郵政は20152月から『二十四節気』シリーズ切手を発売し始めた。計画によると、同シリーズ切手は春、夏、秋、冬の4回に分けて発売する。夏の節気の切手は第2弾として165月に発売されたが、秋の節気を紹介する第3弾の記念切手6枚は今年87日に発売された。それぞれ立秋、処暑、白露、秋分、寒露と霜降だ。

 立秋は二十四節気の中で第13番目の節気だ。立秋の日、中国の民間では「貼秋膘」という習慣があり、魚や肉を食べることで、夏に衰えた体力を取り戻す。絵柄は家族が食卓を囲み、一緒においしい料理を楽しんでいる様子を描いている。処暑の節、中国の一部地域では既に農作物を収穫できる時期で、絵柄は農民が農作物を干す情景を描いている。白露は一年で昼夜の温度差が最も大きい時期で、病気を引き起こしやすい。そのため、運動によって体を鍛えるのがいいとされている。絵柄はお年寄りが子どもを連れて、一緒に太極拳をする様子を描いている。秋分の節は農作業が最も忙しい時期だ。この時期、熟れた柿を収穫できる地域もある。寒露の節、中国のほとんどの地域では秋が到来し、一部地域に至っては冬に入る。絵柄は店で冬服をあつらえる場面を描いている。霜降の節は紅葉を見るのに最適な時期だ。

 

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