査干湖

2020-12-15 16:49:57

 

中国郵政は10月18日、記念切手「査干湖」3枚1セットを発売した。絵柄はそれぞれ「絵のような聖なる湖」「漁村の冬景色」と「氷の湖に跳ねる魚」だ。

吉林省松原市にある査干湖は、モンゴル語で「純白かつ神聖」を意味する同省最大の湖であり、中国で7番目に大きな淡水湖だ。動植物資源が極めて豊富で、古くから漁場として知られている。凍った湖面に穴を開けて網で魚を取る冬の伝統漁「冬捕」が非常に有名で、国家級無形文化遺産に登録されている。

「絵のような聖なる湖」は秋、密生しているヨシがゆらゆら揺れて、多くの鳥が飛来する査干湖の風景を描いている。遠くに見えるオブジェは、地元政府が査干湖の環境を改善するために、松花江の水を同湖に引き入れる「引松プロジェクト」を記念して建てられた記念碑だ。「漁村の冬景色」は査干湖のほとりの漁村の冬景色と、「冬捕」を行うために漁具を積んで出発する漁師たちを描いた。「氷の湖に跳ねる魚」は、厚い氷の下に大きな網を張って大量のコイやレンギョなどを取る様子と漁師たちのうれしそうな笑顔を描いた。

(中国郵政2020年10月18日発売) 

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