中日韓首脳会議が9日に東京で開催 地域問題が重要議題に

2018-05-04 08:59:12

 

海外メディアによると、日本政府は51日、59日に東京で中日韓首脳会議を開き、地域問題について議論すると発表した。中国の李克強総理、韓国の文在寅大統領が会議に出席する。アナリストは、朝鮮問題が会議の重要議題になると予想している。参考消息が伝えた。

ロイター通信は1日「対話と協力を目的とする中日韓首脳会議は、2008年に日本で初開催された後、各国持ち回りで開催されている。日本の外務省によると、日本での開催は今年で3回目。また首脳会議により、李総理が日本を公式訪問することになる」と伝えた。

同記事によると、文大統領は427日に朝鮮指導者の金正恩氏と首脳会談を開き、朝鮮半島の非核化を目指し努力することで合意に至った。金正恩氏はさらに数週間内に、トランプ米大統領と会談する予定だ。

共同通信は1日「安倍晋三首相は1日、ヨルダンのアンマンで記者会見し、中日韓首脳会議を今月9日に東京で開催することを明らかにした」と伝えた。安倍首相は、中日韓首脳会議と合わせ李総理が訪日するが、「中日平和友好条約締結40周年の今年に、日中関係をさらに深化させる」と述べた。

聯合ニュースは1日、「青瓦台が1日に発表した情報によると、文大統領が9日に日本を訪問し、中日韓首脳会議と韓日首脳会談に出席する。文大統領は就任後初の訪日で、韓国の大統領による訪日は、李明博元大統領による201112月の訪日から65カ月ぶりとなる」と伝えた。

同記事によると、文大統領は訪日後、先に中日韓首脳会議に出席する。安倍首相、李総理が代表団を率い出席する。中日韓首脳会議は3カ国持ち回りで開催されているが、201511月にソウルで開催されてから中断されていた。

青瓦台の金宜謙報道官はプレスリリースを発表し、「文大統領は中日韓首脳会議で南北首脳会談の結果を紹介し、中日と共に3カ国の連携を強化し半島の非核化及び恒久の平和の実現を促す方法について検討する。3カ国はさらに、各種分野の実務的な協力を強化する方法、北東アジアなどの地域及び国際情勢について重点的に議論する」と述べた。

報道によると、文大統領は中日韓首脳会議後に安倍首相と単独で会談し、未来志向の韓日関係を共同構築する方法、半島の非核化及び恒久の平和を実現する方法などについて深く意見交換する。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」201852

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