岡崎嘉平太特別展、駐日中国大使らが出席

2018-07-31 14:38:33

 

程永華駐日中国大使が24日、「岡崎嘉平太とその時代~日中友好の井戸を掘った人々~」特別展の開幕式に出席した。中国清華大学の顧秉林元学長、日本の河野洋平元衆議院議員、小渕優子衆議院議員、小泉龍司衆議院議員、ANA(全日空)の大橋洋治相談役、ANAの伊東信一郎会長、日中友好協会の丹羽宇一郎会長、岡崎嘉平太の子孫などの各界関係者も同特別展に出席した。

 

 

程氏は挨拶の中で、「岡崎嘉平太氏は中日民間交流を展開し、両国の経済貿易交流を促進するため、一生涯に渡り心血を注いだ。彼と高碕達之助氏、松村謙三氏が中国と切り開いた両国の覚書貿易は、中日交流史の伝説のページとなった。両国が国交正常化を実現した後も、岡崎氏は高度な遠見卓識によって両国の青年交流を力強く促進した。周恩来総理は岡崎氏を、中日友好の井戸を掘った人と称賛した。習近平国家主席は20155月に北京の人民大会堂で開かれた中日友好交流大会で発表した談話の中で、岡崎氏が中日関係の再構築と発展に関する多くの取り組みを改めて評価した」と述べた。

 

 

程大使は、「昨年の中日国交正常化45周年に続き、我々は今年さらに中日平和友好条約締結40周年を迎えた。この重要な節目とチャンスの年に、中日関係は双方の努力により改善発展の勢いを強めている。今年5月には李克強総理が日本を訪問し、中日関係を正常な発展の軌道に乗せた。双方は今後、計画中の一連の各ハイレベル交流協力計画を実施し、中日平和友好条約締結40周年を盛大に記念する。今回の特別展が40周年記念活動の重要な一環として、多くの人が両国の国交回復の初心を温め、中日平和友好の意義と真理を銘記し、より積極的な努力で中日関係を前進させることを信じている」と述べた。

 

 

河野洋平氏ら来賓は挨拶の中で岡崎氏の生涯を振り返り、彼ら先輩の精神を継承発揚し、中日関係の安定的かつ健全な発展の推進に力を入れると表明した。

 

 

同特別展は清華大学とANAが共催したもので、今年11月には清華大学でも開催される予定だ。

 

「人民網日本語版」2018725

関連文章