第5回「三菱友誼杯」障がい者民間サッカー大会開催

2019-10-17 14:00:36

王浩=文 楊振生=写真

 

開会式に出席する来賓の方々

5回「三菱友誼杯」障がい者民間サッカー大会の開幕式が1013日、北京の中国障がい者スポーツ管理センターで行われました。中国障がい者連合会の張海迪主席や駐中国日本大使館の堤尚広公使、中国障がい者福利基金会の王乃坤理事長、三菱商事株式会社の平井康光中国総代表、および中国障がい者スポーツ管理センター、中日友好協会、三菱グループの各協賛企業の代表者が開幕式に出席しました。

 

あいさつする駐中国日本大使館の堤尚広公使

 

あいさつする三菱商事株式会社の平井康光中国総代表

 

中国障がい者福利基金会の王乃坤理事長と三菱電機(中国)有限公司の船橋政樹董事長兼副総経理が初めてブラインドサッカーのキックオフを行った

開幕式で、三菱グループを代表して三菱東京UFJ銀行(中国)の小原正達副董事長が中国障がい者福利基金会の張雁華秘書長に寄付金を送った。そして、中国障がい者福利基金会の王乃坤理事長は感謝を込めて三菱グループ協賛企業に額縁を贈呈した。 

 

三菱グループを代表して三菱東京UFJ銀行(中国)の小原正達副董事長が中国障がい者福利基金会の張雁華秘書長(右)に寄付金を送った

 

中国障がい者連合会の張海迪主席が開幕式に出席し、開幕を宣言した

 

あいさつする中国障がい者連合会の王梅梅副理事長

関係者によると、今年の「三菱友誼杯」障がい者民間サッカー大会は参加チームと人数が過去最多となり、400人以上に上るという。同大会は、デフサッカー男子、デフサッカー女子、5人制サッカーとブラインドサッカーの4種目に分かれて行われた。その中でも、デフサッカー女子とブラインドサッカーは招待形式で開催された。中国13の省・市から参加した26組の障がい者サッカーチームは開催期間中の5日間、激しい戦いを繰り広げた。また、より多くの一般の人たちに障がい者サッカーと障がい者福祉事業を知ってもらおうと、主催者側は大会期間中イベントも開催し、サッカーの体験コーナーを通じて、スポーツ大会の多様性と魅力を高めた。

 

大会に参加した各地区代表チーム

「三菱友誼杯」障がい者サッカー大会は三菱グループが支援し、中国障がい者福利基金会、中国障がい者スポーツ管理センターと共催する大会だ。同大会は障がいを持つ中国の人々が社会により溶け込む機会を提供することを目的としている。2015年の初開催以来、大会規模は年々拡大し、当初参加チームは中国8の省・市からだったが、現在では参加したことのある地域は25に上る。また、現在まで延べ約100組のチーム、約4000人の選手が参加している。三菱グループの協賛企業は計13社で、今までの援助金額は合計500万元を超える。同大会は異なる障がいの種類をカバーし、レベル別に分け、地方の学校に向けても開催し、全国において重要な障がい者スポーツ大会となっている。

 

 

 

 

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