「遊弦コンサート2017」で中日のアーティストが「愛」テーマに観客を魅了

2017-11-22 16:46:29

二胡を演奏する中国人二胡奏者・彭秀敏さん

 東京四谷区民ホールで16日夜、「遊弦コンサート2017 二胡リサイタル」が開かれ、日本で活動する中国の二胡奏者・彭秀敏さんと日本の琵琶奏者・坂田美子さん、中国の揚琴奏者・張林さんが、約400人の観客を前に演奏を披露した。新華網が報じた。

 同コンサートのテーマは「愛」。中国の二胡の名曲「新婚別」、「長相思」、日本の名曲「糸」などの12曲の「愛」と関係のある中日の名曲が演奏された。また、ゲストとして出演した坂田美子さんがオリジナル曲「お七」と「祇園精舎」を琵琶で演奏したほか、張林さんが揚琴の独奏で「初恋」を披露した。

 コンサートでは、中日のアーティストが伝統の民族楽器を紹介し、中日の古典音楽が観客を魅了した。演奏される音楽は時には静かに、時には軽快に、時には抑揚をつけて、時には清らかに響き、観客は自分が求める「愛」の最も素晴らしい様子を思い描いた。

 彭秀敏さんは1999年に来日して以降、二胡の普及に取り組み、テレビの音楽番組に出演したり数々のステージで活躍したりしている。坂田美子さんは、現代日本語を取り入れた日本の古典物語の弾き語りに取り組んでおり、高い評価を受けている。張林さんは1987年に中国中央音楽学院を卒業し、中央歌舞団揚琴首席独奏を務めている。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年11月20日

  

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