Special scope 「共同体」の発想で問題解決を

2018-07-02 13:33:58

 

 

「今まで厳しかった両国関係の風雲が去って晴れ間が見えてきたのは、大変望ましいことだ」。李克強総理が5月に日本への正式訪問を果たし、首脳会談で語ったこのひと言は、中日関係の行方に関心を持つ人々を奮い立たせた。鳩山由紀夫元首相もこの言葉に大いに奮起したと語るが、一方で中米貿易の紆余曲折について「中米がせきをしたら日本は風邪をひくだろう」と憂慮する。

世界では米国に代表される排外主義が進む反面、中国が提唱する「人類運命共同体」に代表されるようなグローバル化の波も起こっている。相反する思想が渦巻く今だからこそ、私たちが持つべき理念と行動が問われる。

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