美しい中国 合肥(下)魏・呉の激戦続いた巣湖 復古と革新が花開く罍街

2019-02-11 13:54:13

「明るい」という意味がある安徽省の略称「{かん}皖」の字の通り、省都(省政府所在地)の合肥市は「きらきらと輝いている」町だ。三国時代(220~280年)に呉と魏の国境に位置したため、何度も戦いの舞台となり、悠久の歴史を誇るようになった。巣湖では、全身が透き通った「シラウオ」や「白米エビ」(淡水エビの一種で、薄くて透明な殻が特徴)などの「湖の幸」が豊富に取れる。また、安徽省最大規模のグルメエリア「{らい}罍街」は、夜になるとこうこうと明かりがともり、にぎやかになる。この町は、長い歴史を経てきただけでなく、若さと活力にも満ちているのだ。

今回の「美しい中国」合肥(下)では、読者の皆さんと共に、巣湖のほとりでおいしい「湖の幸」を頬張り、{ぼさん}姥山島に行って素朴な漁民生活を体験し、罍街を散策しながら豊かな市民生活を味わいたい。

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