特集 最前線からルポ 貧困脱却 決着に加速

2019-08-07 10:00:16

 

 

201211月、中国共産党第18回全国代表大会は「20年までに小康社会を全面的に築き上げる」という壮大な目標を打ち出した。12年以降、中国の貧困人口は、日本の総人口の60%を上回る8000万人余りが減少した。年平均1300万人余りで、これは日本の首都圏の人口の約3分の1に相当する。20年を目前に控え、中国の貧困脱却の難関攻略戦は決勝の段階に入っている。全国代表大会常務委員会の研究調査報告によると、中国には貧困から脱却していてない人がまだ1660万人いる。1年足らずの間に彼ら全員の貧困脱却を実現できるかどうかが、国内外の注目を浴びている。

中国外文局はこのほど、雲南省の怒江リス(傈僳)族自治州と重慶市豊都県に記者団を派遣し、現地の貧困救済の状況を取材した。今回の特集では、両地方の貧困対策の最新成果をお伝えする。

人民中国インターネット版 201986

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