習近平国家主席とトランプ米大統領が会談

2020-02-21 12:26:22

  

  習近平国家主席は9日、米国のトランプ大統領と人民大会堂で会談した。両国首脳は中米関係及び関心を共有する重要な国際・地域問題について、広範で踏み込んだ意見交換をした。

   双方は▽今年に入り中米関係は重要な進展を遂げた▽中米関係は両国民の幸福に関わり、世界の平和・安定・繁栄にも関わる▽中米両国にとって唯一の正しい選択は協力であり、ウィンウィンであって初めてより良い未来へつながる――との認識を示した。

   また、引き続き▽両国関係に対する首脳外交の戦略先導の役割を発揮する▽両国上層部及び各レベルの交流を強化する▽4つのハイレベル対話制度の役割を十分に発揮する▽経済・貿易、両軍、法執行、人・文化分野の交流・協力を拡大する▽重大な国際・地域問題で意思疎通と調整を強化する▽中米関係の一層の発展を推し進める――ことで合意した。

   習主席は「4つのハイレベル対話制度の設置は、「マール・ア・ラーゴ」での中米首脳会談での戦略決定であり、両国関係の発展を支える重要な役割を持つ。4つのハイレベル対話が大局的、戦略的影響のある重大な問題に焦点を合わせるとともに、着実に各協力事業を仕上げ、共通利益を拡大し、妨害要素を速やかかつ適切に排除し、中米関係の安定した長期的発展を確保することを希望する」と述べた。

   両国首脳は会談で中米二国間、地域、世界レベルの協力の強化について重要な成果と共通認識にいたった。また▽経済・貿易、投資、エネルギー分野の協力を拡大し、中米経済協力のパイを大きくして、両国の経済関係の急速な発展の過程において生じる問題や矛盾を解決する▽サイバーセキュリティー、逃亡犯逮捕・不法取得資産没収、不法移民送還、麻薬撲滅分野の協力を引き続き強化する▽中米双方向の留学の促進、教育・科学技術・文化・衛生分野の協力の推進に努力する――ことで合意した。

    双方は、アジア太平洋地域の平和・安定・繁栄の促進、国際的な核不拡散体制の維持、朝鮮半島の非核化目標実現に尽力することを再確認。双方が朝鮮半島核問題の対話と交渉を通じた最終的解決において目標を共有しており、朝鮮半島の平和・安定維持に尽力することを強調した。(編集NA

「人民網日本語版」20171110

 

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