国務院港澳事務弁公室、香港暴徒の火炎瓶使用を強く非難

2020-02-21 12:21:40

 

国務院港澳事務弁公室の楊光報道官は12日、香港で11日夜に極少数の暴徒が各警察署の警察に火炎瓶を投げ、警官が火傷を負ったことについて態度を表明し、重大な違法犯罪を行った暴徒を強く非難した。撮影新華社記者陳曄華

国務院港澳(香港マカオ)事務弁公室の楊光報道官は12日、香港で11日夜に極少数の暴徒が複数の警察署で警察に火炎瓶を投げ、警官が火傷を負ったことについて態度を表明し、重大な違法犯罪を行った暴徒を強く非難した。新華社が伝えた。

楊氏は「11日夜、極めて少数の暴徒が香港の長沙湾警察署、尖沙咀警察署、湾仔警察本部などで警察に火炎瓶を投げ、警官が火傷を負った。理性を失い狂気じみた、結果を考えぬこのような重大な犯罪行為に対して、われわれは極度の憤りと強い非難を表明する。また、負傷した警官に見舞いの意を表する。」と述べた。

 

やけどを負った警察官(811日撮影)

楊氏は「香港警察部隊は香港社会の治安と法治を守るうえで中核となる力だ。2カ月余りの間、香港警察が職務を忠実に尽くし、法にのっとり職責を履行し、暴力と混乱を制止する最前線で示したプロフェッショナルな自制、果した重要な貢献は誰の目にも明らかであり、数多くの香港市民を含む平和と安定を愛する全ての人々から一致した称賛と崇高な敬意を勝ち取った。だが連日、香港の過激なデモ参加者は度々危険な道具を使用して警官を攻撃し、すでに重大な暴力的犯罪に当たり、テロの兆しも示し始めている。これは香港の法治と社会秩序を荒々しく踏みにじり、香港市民の生命の安全を深刻に脅かすものであり、香港の繁栄と安定への重大な挑戦である。このような暴力的犯罪行為に対しては、断固として法にのっとり、いささかも手加減せず、情け容赦なく打撃を加えなければならない。われわれは香港警察部隊と司法機関が果断な取締りと厳正な司法により、違法犯罪者を早急に法の裁きにかけることを断固として支持する」と表明。

「私はここで、このように呼びかけたい。香港はすでに重要な岐路に達した。香港の前途を気にかける全ての人々は断固として立ち上がり、あらゆる犯罪行為に対してノーと言い、あらゆる暴力者に対してノーと言うべきだ。『暴力と混乱を制止し、秩序を回復する』。これは現在の香港にとって全てに優先する最も重要で、最も差し迫った任務だ」と述べた。

「人民網日本語版」2019813

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