習近平主席、カンボジアのフン・セン首相と会見

2020-02-21 12:20:15

 

5日、北京の人民大会堂でカンボジアのフン・セン首相と会見する習近平国家主席。(北京=新華社記者/龐興雷)

【新華社北京2月5日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は5日、北京の人民大会堂でカンボジアのフン・セン首相と会見した。

習近平氏は次のように指摘した。中国政府と人民は現在、新型コロナウイルスによる肺炎と全力で戦っている。この特別な時にカンボジアの人々がわれわれと一緒にいる。シハモニ国王とモニク王太后はわれわれへの見舞いと支持を表明し、首相は何度も中国を支持してくださっている。今日もわざわざ訪中し、堅固な両国の友情と相互信頼を示していただき、苦難を共にする両国の運命共同体の核心的な要義を解釈していただいた。中国はこれを高く評価する。

習近平氏はまた、次のように強調した。中国の党と政府は中国人民と国際社会に対し強く責任を負う態度に基づき、最も徹底した厳格な予防・抑制措置を取った。現在、この予防・抑制活動は前向きな成果を収めている。中国は感染を予防・抑制する戦いに勝つ自信と能力がある。われわれは引き続き、開かれた透明性のある態度を保ち、カンボジアを含む各国との協力を強化し、感染の流行に対し共に効果的に対応し、世界と地域の公衆衛生の安全を守る。また、自国の公民と同じように、留学生を含む中国に滞在するカンボジア公民の生活と健康を保障する。

習近平氏はさらに、次のように強調した。新しい年、中国はカンボジアと緊密なハイレベルの往来を保つことを望んでおり、両国の運命共同体の行動計画を着実に実行に移し、両国関係を新たな段階に引き上げていきたい。

フン・セン氏は、次のように表明した。中国に滞在するカンボジア公民の生活と健康に対する中国政府の関心と保障に感謝する。今回の訪問を通じ、彼らに自信を与えることを望んでいる。感染の流行を前に、一部の国が極端な制限措置を取ったことは望ましくない。感染の流行よりも恐ろしいのはパニックそのものである。カンボジアは中国と引き続き、正常な協力と交流を続け、両国の運命共同体の構築に取り組んでいきたい。

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