中国11月のPMIは48%

2022-12-01 17:55:22

中国国家統計局の11月30日の発表によると、今年11月には、中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月比1.2ポイント(p)低下の48.0%となり、好不調の分岐点の50%を下回り、製造業生産経営景気水準は前月より低下した。

同局サービス業調査センターの趙慶河シニア・スタティスティシャンは、「11月には、新型コロナウイルス感染症が一部の企業の生産経営活動にマイナス影響をもたらし、生産活動が鈍化し、製品の受注量も減少した。生産指数は前月比1.8p低下の47.8%となり、引き続き分岐点を下回った。新規受注指数は同1.7p低下の46.4%で、そのうち新規輸出受注指数は同0.9p低下の46.7%となり、製造業の生産と中国内外の市場の需要がいずれも落ち込んだ」と述べた。

11月の大型企業のPMIは同1.0p低下の49.1%、中型企業は同0.8p低下の48.1%、小型企業は同2.6p低下の45.6%だった。調査結果によると、企業の規模にかかわらず、資金不足と市場ニーズの不足を訴える企業の割合がいずれも上昇した。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年12月1日

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