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7月号のおすすめ
7月号のおすすめ
2008年7月号
2008年7月5日発行
定価400円(本体381円)
特集
四川汶川大地震 廃墟から立ち上がる
大災害の後、何が起こったか
私たちが見た、聞いた 被災地の現状
◆日本で広がる友情の輪◆「ありがとう」の声 続々と──日本の医療救援活動
パンダ救出の全過程
日本で広がる友情の輪
中国・四川省で史上まれに見るマグニチュード8という特大地震が発生し、死者、行方不明者八万人以上を出した四川汶川大地震から早くも二カ月近くになる。しかし被災地はなお余震が続き、巨大な堰止め湖が数多くできて、二次災害の恐れが続いている。
廃墟と化した被災地には、家を失った数百万の人々のために、テント村や仮設住宅が建てられ、中国国内はもとより国際的な救援の手が差し伸べられた。日本の医療チームは多くの負傷者を助けた。中国各地から来た若いボランティアも活躍している。大地震は確かに不幸な出来事だが、その中から同胞愛や連帯感が生まれてきた。
肉親を亡くし、家を失った人々は、悲しみと恐怖感を乗り越えて、歯を食いしばって家の再建に取り組み始めた。復旧と復興は次第に軌道に乗り始めた。 本誌は地震発生直後に、その惨状を克明に報じ、日本の読者の大きな反響を呼んだ。日本でも救援の輪が広がっていることに感謝しつつ、この号では引き続き、「大地震のその後」を詳しく報道したいと思う。
2008年12月号目次
文化の多様性と翻訳──第18回世界翻訳大会に寄せて
今からちょうど400年前、東西の「未知の遭遇」が上海で起こった。1608年、中国の著名な科学者徐光啓とイタリアの宣教師マテオ・リッチが『幾何原本』を共訳したのである。その後の400年で、西洋の科学技術と近代思想は翻訳に従って全世界に広がった。西洋の推し進めた植民地主義の盛衰という歴史的プロセスを経て、ようやく今日の経済グローバリゼーションと多様化する文化の世界という趨勢が形成されるに至ったといえる。
400後のいま、「文化の多様性と翻訳」(Translation and Cultural Diversity)をテーマとした第18回世界翻訳大会を上海で開催する。これはアジアの国で開催される初めての世界翻訳大会である。
この大会のテーマは、多様化する文化間におけるコミュニケーションの困難が暗示されるバベルの塔に関する伝説を思い起こさせる。多元的文化間の理解と信頼を再構築する役割を担い続けてきたのが翻訳である。
ポストコロニアル時代を背景に、アジアの国でこのような会議が開かれることは、人類が「調和のとれた世界」の「同じ夢」に寄せる思いを体現していることは疑いない。本特集では、「文化の多様性と翻訳」をさまざまな角度から整理し、レポートする。
◆翻訳「五輪」が上海で開かれる意味
◆中国における翻訳のあゆみ
◆多様化する文化とメディア
◆日本の産業翻訳の現状と今後の発展について
◆現代日本文学が中国語になるとき──大江健三郎・村上春樹・渡辺淳一のばあい
◆奇書『狼図騰』を訳して
◆翻訳は思想を超えられるか
社会•経済
万博に向けて準備進む 上海
2010年の上海万国博覧会まではまだ2年近くあるが、万博は上海を変貌させ、市民の生活を変えている。
「城市 譲生活更美好(都市――生活をさらに美しく)」という約束を果たすべく、着々と準備を進めているのだ。
太極拳よもやま話
陳式太極拳③ 陰陽太極図
太極拳はその名の通り、「太極」の思想を取り入れた運動だ。そのトレードマークともなっている「陰陽太極図」は、誰もが一度は目にしたことがあるものではないだろうか。白黒の勾玉を合わせたような意匠となっており、中国ではこれを「陰陽魚」とよぶ・・・・・・
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