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第二回 中医師の診察と中薬を体験する

 

二、処方箋が発行されたら先に「収費(料金支払い)」窓口に行き薬代を支払います。(病院以外にも街の中薬薬局で処方箋を提出すれば購入できます。その場合は「収費」での支払いは不要です)

    

中成薬受け取り窓口

三、領収書と処方箋を持って病院内の中薬薬局窓口に提出し、受け取りを待ちます。

調剤室 煎じ薬の真空パック詰め

 

取材を終えて 舌を見せたり、両手首から脈をとる診察なんて初めての経験で「本当にこれで病気がわかるの?私にあった中薬を調合してもらえるの?」と疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。

私ごとになりますが、私は現在、中医師の診察をうけて中薬を服用し、回復中です。「何千年も継承されてきた先人による膨大な治療経験や処方に頼って、良い結果が現れている」というのが実感です。中医への信頼感を持っています。

病院によっては外国人専用の国際医療窓口や主に日本人を対象にした病院に中医師が常駐して日本語対応をしているところもあります。利用してみるのも良いでしょう。

(校閲協力=中日友好医院中西結合循環器内科主任医師、杜金行)

 

人民中国インターネット版 2011年3月17日

 

 

 

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