『中国経済週刊』新シルクロード戦略の「経済支点」

2014年7月7日
2013年、習近平主席は「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海上シルクロード」つまり「1帯1路」の新たなシルクロード構想を打ち出した。改革開放から30年以上がたち、中国は世界第2位の経済体にまで成長した。しかし、現在ひいては今後も中国は依然として途上国にとどまる見通しであり、持続的な発展によって新たな問題や障害を克服するためにも、中国はこれまでにも増して優れた外部環境を必要としている。
「1帯1路」の戦略的な協力において、経済貿易面での協力はその基礎をなすものだ。中国が、各国と共に交通インフラを整備し、そして貿易と投資、エネルギー協力、地域の一体化、人民元の国際化などの分野において協働し、共に益を分かち合うという新たな時代を迎え、各国と共に利益共同体または運命共同体を築く日も遠くはないだろう。
人民中国インターネット版 2014年8月